いのちの講座

2020年11月18日 07時21分
学校生活

11月17日(火)、2年生対象の「いのちの講座」を実施しました。

愛媛県赤十字血液センター顧問の松坂先生にお越しいただき、「命を大切に」というテーマで、心に残る話をしていただきました。

(講座の内容の一部)

・愛の反対は「無関心」と言われるが、それは人や物事を知ろうとしない態度、または真実を知らないことである。

・何事にも「興味・関心・好奇心」を

・最も重要な関心は、人権への関心である。

・普通に人を尊重し、思いやりを持ち、人の痛みを想像できること、自分と他人の命を大切に思うこと

・コロナウイルスに振り回されないためには、正しい関心を持ち、思いやりのある社会に

・自分に対しては、気づく力、聴く力、自分を支える力を持ち、他人に対しては、不安をあおらず、正しい情報を広める

・青少年赤十字の目標「気づき、考え、実行する」

・食道癌手術の第一人者の一人秋山洋先生の言葉

 「自分がしてもらいたいことをして、してもらいたくないことを患者さんにしてはいけない。これは医療だけでなく、世の中すべてに言えることである。」

・相手を尊重する心のこもったコミュニケーションにより、説明し、納得・同意を得る。

・「face to face」により「heart to heart」へ

・アフガニスタンで医療、用水路開発、灌漑、砂漠緑地化に献身された中村哲先生の業績

・「一隅を照らす(最澄)」=自分が今いる場所で最善を尽くし、まわりの世界をより良くする

・本当に大切なことを見極め、一生懸命実行する

・「現実」に屈してしまうのではなく、「理想」に向かって進み続ける

・疑問と関心を持って深く考え悩み、簡単にあきらめない

・世界を変えていくという意識を持ち、いろいろな分野で学び続ける

・白血病と闘う友寄蓮さんからのメッセージ