21年ぶりの夏の甲子園 勝利の校歌は歌えず 2023年8月8日 06時04分 部活動 8月7日(月)、阪神甲子園球場で行われた第105回全国高等学校野球選手権記念大会1回戦で、本校野球部は高知中央高校と対戦し、4-9で敗れて、目標としていた勝利の校歌を甲子園で歌うことはできませんでした。 続きを読む この試合も県大会と同様に2回に1点を先取される形となりましたが、すぐに3回に1点を返し、同点としました。しかしその裏、エース山内投手が本来の投球を見失ったところを連打され、6点を失う想定外の展開となりました。4回から6回まで一人の走者も出せない苦しい流れが続いた後、7回にチャンスを作り、代打の川崎選手に続いて平石選手もタイムリーヒットを放って3点を返し、一気に反撃ムードを作りました。しかしその後は相手の粘投、堅守の前に追加点を奪うことはできず、県大会から続いていた逆転勝利を甲子園で成し遂げることはできませんでした。アルプススタンドでは、紫色のポロシャツや帽子を身にまとった生徒、保護者に加え、野球部OB、四国中央市民らによる大応援団が、生徒会役員で結成する応援リーダーのリードで大声援を球場に響かせ、劣勢となっても選手の背中を押し続けました。前日の愛媛県吹奏楽コンクールB部門において10名の少数精鋭で金賞を勝ち取った吹奏楽部には卒業生約30名が加勢し、応援を盛り上げました。また全国高等学校総合文化祭出場のために県大会決勝戦の応援には参加できなかったバトン部もチアリーダーとして華やかに選手を鼓舞し続けました。甲子園でベスト4まで勝ち進んだ21年前の再現はなりませんでしたが、スタンドと選手が一体となって、最後まであきらめずに全力を尽くし、忘れられない夏となりました。 応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。(3回表に1点を返して同点とした後の合田選手の3塁線への痛烈な打球があと数センチ右に飛んでいてフェアゾーンに入り、満塁の走者を一掃する一打となっていればなあ。) 閉じる いいね 2