卒業式
2024年3月1日 14時03分3月1日(金)、第75回卒業証書授与式を実施し、168名が学び舎を巣立っていきました。
久々に1・2年生も式に参加し、卒業生の新たな旅立ちを祝福しました。
卒業生入場
家庭クラブ委員が製作したコサージュを胸につけています。
開式のことば
国歌斉唱
卒業証書授与
ホームルーム毎に担任が呼名をし、卒業生は元気な声で返事をしてから起立をしていきました。
卒業生全員の名前が読み上げられた後、松木校長から卒業生代表の藤田さんに卒業証書が授与されました。
賞状授与
橘賞(森實)
校長賞(7名、代表田口)
皆勤賞(25名、代表宇田)
功労賞(体育局33名、文化局14名、生徒会1名、代表星川・高橋・吉田)
日本学生野球協会表彰選手(鈴木)
校長式辞
・皆さんが中学生だった四年前の春以降、新型コロナウイルスのまん延が脅威となり、学校行事の中止や縮小、部活動の制限や大会の中止など、やりきれなさや喪失感を埋めるのは簡単ではなかったと思う。
・悔しさを胸の内にしまい、前を向くという強さを発揮するとともに、当たり前が当たり前ではなく、ありがたいことだったということに気付き、感謝することの大切さを学んだことと思う。
・またお互いを気遣い、思いやることの大切さについても学ぶことができたと思う。
・昨年五月以降は、日常の学校生活が戻りつつあり、皆さんがかけがえのない思い出を心に刻む機会が増えたことを、うれしく思いながら過ごしてきた。
・皆さんに一貫してお話ししてきたこと:
「希望(ゆめ)や好奇心を持って何かにチャレンジしてほしい。失敗しても、好奇心を持って知ろうとする気持ちやチャレンジする気持ちが皆さんを成長させる原動力になる」
・西堀栄三郎さん(日本初の南極観測隊の越冬隊長)の言葉:
「石橋を完全に叩いてから、渡るか渡らないか決心しようなんて思っていたら、おそらく永久に石橋は渡らないことになる」
・チャレンジしようという意志、挑戦しようとする勇気が未来を拓く。
・様々な苦難を経験しながら内閣総理大臣も務めた高橋是清の言葉:
「逆境も心の持ちよう一つで、これを転じて順境たらしめることもできる。」
・ポジティブな気持ちで、「自分ならできる、新たな方法を試してみよう、チャレンジしてみよう」と思うことで、少しずつ状況が変化する。
・西堀さんと高橋さんの共通点:
やると決めて、どうしたらできるか考えて、ポジティブな気持ちで、「自分ならできる、チャレンジしてみよう」と行動する。
・「希望(ゆめ)や好奇心、チャレンジする気持ち」を持ってたくましく、前向きに歩むことで、壁を乗り越えていくることができる。
・本校で培った自主・自律の精神で、よりよい地域づくりに貢献しつつ、力強く、そしてたくましく人生を生き抜いてください。
式辞の全文は こちら(PDFファイル) を御覧ください。
愛媛県知事祝辞(眞田教頭代読)
来賓祝辞(川﨑PTA会長)
(祝辞の一部)
・こんなに立派に成長してくれてありがとう。一緒に卒業できて本当にうれしい。
・私たち親は皆さんの18年の人生をすぐに振り返れます。
・生まれた時の喜び。……
・高校で見る皆さんの姿に本当に成長を感じて、親としては少し肩の荷が下りたような思いになりました。
・わが子を社会に出すことに心配は尽きませんが、皆さんを信じています。
・家族や友達を悲しませることのないよう、しっかりと、誠実に自分の人生を歩んでください。
・感謝の言葉など必要ありません。その姿を見せてください。
・もがいてもがいて、かっこいい大人になってください。
・新たなスタートラインに立ち、それぞれの道を行く皆さんをいつまでも見守り、応援しています。
来賓紹介
大西前校長を含め、大勢の来賓の方々にご臨席いただきました。ありがとうございました。
祝電・祝詞披露
転勤された井門先生、井上先生をはじめ多数の方々より祝電・祝詞をいただきました。ありがとうございました。
在校生代表送辞(高岡生徒会長)
(送辞の一部)
・今年の3年生を語る上で外すことのできないことは、21年ぶり6回目の夏の甲子園出場です。6試合中4試合が逆転勝利という厳しい戦いを制し、頂点へ駆け上がりました。
・甲子園出場を後押ししたのは3年生を中心とした全校生徒の応援の力も忘れてはなりません。
・野球部の先輩方の絶対にあきらめない全力プレイ、絶対にあきらめない全力応援、この二つが一つになり、甲子園への道が拓けました。
・全校生徒が一つのことを全力で応援していたその姿は、川之江高校の心が一つになった瞬間だったと思います。
・体育祭では、見とれてしまうくらいかっこいい応援合戦など、3年生の別な姿を見ることができ、より尊敬やあこがれの思いが強くなりました。
・3年生は学年全員がとても仲がいいことや、場を盛り上げられる人がたくさんいることに特に惹きつけられました。
・3年生が主となり、静と動を使い分けながら盛り上げてくれた体育祭は、そのような3年生の魅力があふれており、在校生にとってもすてきな思い出となる最高の体育祭でした。
・「何事もやってみなければわからない。」
・まだ見ぬ未来へ向けて挑戦を続けてください。私たちもそのような先輩方の姿を追いかけます。
卒業生代表答辞(鈴木)
答辞の全文は こちら(PDFファイル) を御覧ください。
「仰げば尊し」斉唱
校歌斉唱
(冒頭部分に雑音が入っています。)
閉式のことば
卒業生の歌
卒業生が高校生活を振り返り、感謝の気持ちを込めて、男女二部合唱で歌いました。
曲は『正解』で、ピアノ伴奏は、杉山さんが務めました。
卒業生退場
森實学年主任が保護者の皆様にお祝いと感謝の言葉を述べました。
卒業生は各ホームルーム教室に入り、保護者の皆様にも見守られながら最後のホームルーム活動を行いました。
松木校長に代わって担任の先生から卒業証書が一人一人に授与されました。
卒業生の皆さん、新しい生活が始まります。
強い意志、明るい心で自分の理想の姿を描きながら、自分の人生を切り拓いて行ってください。
いつも心に太陽を!