卒業式

2021年3月1日 16時15分
学校生活

3月1日(月)、第72回卒業証書授与式を実施し、205名が学び舎を巣立っていきました。

新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮し、在校生の出席は代表の生徒会長のみで、国歌斉唱・校歌斉唱は静聴とし、また唱歌斉唱や呼名への返事は省略するなど、特別な形での実施となりました。

 

卒業生入場

 

開式のことば

 

国歌斉唱(静聴)

 

卒業証書授与

 ホームルーム毎に担任が呼名をし、起立をしていきました。

 卒業生全員の名前が読み上げられた後、大西校長から卒業生代表の友安さんに卒業証書が授与されました。

 

賞状授与

橘賞(石川)

 

校長賞(8名、代表松本)

 

皆勤賞(49名、代表合田)

 

功労賞(体育局7名、文化局15名、生徒会1名、代表渡邉・川上・森實)

 

校長式辞

(式辞の一部)

・皆さんのこれまでの苦労やひたむきさ、けなげさ、そして人を思いやる優しさを、日々感じてきました。

・三年間努力を重ね、所定の課程を修めるとともに、特にこの一年は、新型コロナウイルスという見えない敵に立ち向かい、「当たり前のありがたさ」、「感謝することの大切さ」に気づき、悔しさや悲しみを胸の奥にしまって、前を向くという「強さ」を発揮し、人間的にも大きな成長を遂げました。

・様々な試練を乗り越え、学校生活のあらゆる場面で存分に活躍し、後輩たちにしっかりと本校の伝統を引き継いでくれたことに、敬意と感謝の意を表したいと思います。

・リオオリンピックで3冠を果たし、驚異的な100m走世界記録を保持するウサイン・ボルト選手は、生まれつきの脊椎側湾症という障害、それに起因する太ももの肉離れの故障頻発を、不屈のひたむきな努力によって克服するとともに、強く優しい人格を身につけた。

・不確実な情報が行き交う時代だが、「自分で考える」、「自分で判断する」、「自分で評価を下す」

・自分の考えを深めるために、他者の意見、自分とは異なる意見にも謙虚に耳を傾け、知らないことを知ろうとする向上心、探究心が必要です。

・ボルト選手の逆行に屈しない力(resilience)を模範として、充実した未来を信じて、前を向いて頑張りたいものです。

・「しなやかに強く! 謙虚に優しく!」

 

愛媛県知事祝辞(教頭代読)

 

来賓祝辞(髙橋PTA会長)

(祝辞の一部)

・学び、闘い、努力したことや、ともに泣き、笑い合った仲間たちは皆さんの一生の宝です。

・「少しでも興味を持ったこと、やってみたいと思ったことは、結果はともあれ手を付けてみよう。幸せの芽はそこから芽生え始める。」(本田宗一郎)

・失敗を恐れず、少しの勇気を持つことで新しいチャンスや出会いに結びつく。

・コロナ禍の中で臨機応変の対応を求められる経験をした皆さんは、これからの人生の中で、筋を通しながら、柔軟にベター、ベストを探すことができるはずです。

・興味、関心を持ったことは、自分を信じて、果敢に挑戦してください。

・「笑顔、素直、感謝」

 

祝電・祝詞披露

 森前校長をはじめ多数の方々より祝電・祝詞をいただきました。

 

在校生代表送辞(井原生徒会長)

(送辞の一部)

・先輩方の姿は、どんな時も私たちのあこがれでした。

・特に今年の体育祭では、練習に取り組む姿勢に甘えなど一切なく、優勝目指して一直線に突き進む先輩方の姿に圧倒され、尊敬の思いは深くなりました。

・部活動においても、自分たちの成長のために試行錯誤を繰り返し、互いに互いを支え合ってきたことは、今でも忘れられないすばらしい思い出です。

・同級生の仲間たち、先生方、先輩や後輩の私たちとのたくさんの思い出がつまった3年間の日々を思い出すことは、不安や哀しみも忘れさせ、勇気を与えてくれると思います。

・先輩方のよりいっそうの御活躍と御健康を心よりお祈り申し上げます。

 

卒業生代表答辞(石川)

 

答辞の全文は こちら(PDFファイル) を御覧ください。

 

 

校歌斉唱(静聴)

 

卒業生退場

 

 

体育館での式の後、卒業生は各ホームルーム教室に入り、最後のホームルーム活動を行いました。

保護者は2年生の各教室に入っていただき、ZOOMによる配信で視聴していただきました。

 

卒業生の皆さん、新しい生活が始まります。「なりたい自分」になれるよう、自分の未来を見通し、自分にきちんと指示を出して、毎日の努力を積み重ねていってください。