【重要】教職員、生徒への注意喚起について

2021年7月16日 17時22分

 愛媛県教育委員会より、本日の知事会見の学校関係部分について改めて注意喚起をさせていただきます。

 

 ここ数日、特に学校での陽性確認が続いています。

 これまでも学校側でも十分な感染対策を実施しており、現時点で、学校内での感染の大きな広がりは確認されていませんが、夏休みやお盆期間を控え、改めての注意が必要と考えています。

 県内では、来週21日からほとんどの公立学校が夏休みに入り、インターハイなどの各種大会や合宿等による県外訪問、友人・親族との交流や旅行など、県内外での人の往来が増加する時期となります。

 人の移動が活発になれば、県外からのウイルスの持ち込みや持ち帰りによる感染は必然的に増加します。私たちはこのことを既に何度も経験してきました。

 本県では、6月以降感染が落ち着き、7月も陽性確認がゼロの日が続いてきました。「もう大丈夫」との気の緩みが生じがちな状況ではありましたが、愛媛県は今もなお「感染警戒期」であることを改めて思い起こしていただき、教職員はもとより児童・生徒・学生と保護者の皆さんが一体となって、感染防止対策の継続をお願いいたします。

 

 具体的には、

≪感染警戒期4つのポイント≫

〇感染回避の継続徹底

〇体調異変時は休んで受診

〇緊急事態宣言地域等との往来自粛

〇ルールを守った会食実施

の4つの注意事項を、学校活動はもとより、学校外での友人や親族との交流においても徹底してください。

 特に、大学や専門学校などの学生は、都市部から帰省する旧友たちとの会食が増える時期となりますが、飲酒を伴う会食を行う際には、

・感染リスクの高い行動のない人と

・大人数や長時間を避け、

・少しでも体調に異常があれば出席しない、させない

・感染防止対策が徹底されている店を利用

などの基本ルールをしっかり守ってください。

 

 また、部活動については、6月22日の「感染警戒期」への移行を機に、県外との交流も再開しましたが、

〇試合や練習はもとより、その前後の移動や休憩時においても感染回避行動を徹底

〇県外との交流については、必要性を十分吟味するとともに、緊急事態宣言地域等との交流は原則として禁止

〇その他の地域についても、交流先地域の最新の感染状況等を確認し、感染拡大の兆しが認められる場合は、速やかに中止又は延期

等の注意事項を徹底してください。

 

 これらについては、昨日、県教育委員会から県立学校に対し、夏季休業中の注意点として通知したところであり、併せて市町教育委員会及び私立高校等にも参考送付するとともに、大学・専門学校にも学生等への周知依頼を行っています。

 また、教職員の感染事例が続いていることから、全ての県立学校長に対し、改めて気を引き締めるよう、昨日、注意喚起を行ったところです。

 高齢者のワクチン接種が順調に進む中、行動力のある若い世代の適切な行動が、これからの感染拡大防止の鍵となります。皆さんの慎重な行動をお願いいたします。

  

 夏季休業を控え、人の流れが多くなることが想定されます。

 皆さまの感染回避にかかる高い意識と緊張感、行動変容が感染拡大防止に直結します。

 

 どんなに注意深く行動していても、感染してしまう場合はあります。

 感染した場合は、その感染を、ご家族、また、そのご家族の職場や学校へと拡大することを防ぐための行動も重要となります。

 

 慎重で適切な行動を呼びかけてくださるよう重ねてお願いいたします。