2学期始業式

2021年8月30日 10時55分
学校生活

8月30日(月)、2学期の始業式が行われました。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、生徒は自教室で待機し、校内放送によって実施しました。

大西校長による式辞

 

(式辞の一部)

・新型コロナウイルス感染症拡大が深刻度を増しており、四国中央市では念のためのPCR検査や自宅待機のシステムがまだ機能しているが、心配な事例の発生が続いている。

・感染拡大の次の山は新学期の時期だと言われており、学校でのクラスター発生が懸念される。

・9月は様々な点で大事な時期であり、1人1人に感染予防に一層努めてもらいたい。

風邪の症状や倦怠感など体調に異変があれば、欠席して、医療機関に相談する。
校外での感染リスクの高い行動は絶対にしない。
校内でのマスク着用、こまめな手指消毒、大声禁止など、予防行動を徹底する。
・万一自分が感染していることが判明したら、どれくらいの人が濃厚接触者に認定される可能性があるのかを常に意識してもらいたい。

・パラリンピックの開会式のコンセプトは「We Have Wings」で、片翼の飛行機が空に飛び立つ演出が高く評価された。その主人公を務めた中学2年生の和合由依さんは、先天性の上肢下肢の機能障がいがあるが、そのチャレンジ精神、芯の強さ、表情の豊かさ、感情表現力、インタビューの対応力、凛としたたたずまいが印象的だった。

・パラリンピック日本史上最年少のメダリストになった山田美幸さんも、生まれつき大きな手足の障害があるが、インタビューでの落ち着いた受け答え、言葉遣いの上品さ、2年前に癌で他界した父親とのエピソードに強い感銘を受けた。

・2人の表現力、コミュニケーション力を学び取って欲しい。

・パラリンピックの競技を見ることを通して、何かを感じ、考えて欲しい。

・「本気、全力、共感、感謝」が、障がい者に限らず、誰もが生きやすい社会、世界が目指す共生社会の実現のために尊ばれる感性であると確信している。

・皆さん1人1人に豊かな実りの秋が訪れることを心から期待している。

 

式辞終了後、校歌を静聴しました。