学校長より、休校中の生徒の皆さんに読んでもらいたいもの
2020年4月30日 14時31分臨時休校となって約一週間が経過しました。
校長として私から、「文章」を配信することで、皆さんの思考を引き出したいと考えます。私はこの3月末までの3年間、県内唯一の視覚障がい児(者)対象の特別支援学校である松山盲学校に勤務しました。それまで高校数学が専門で視覚障がい教育経験のない新任校長の私が、着任一か月で「盲学校の使命・存在意義」を強く実感することとなった行事が、校内弁論大会です。生徒たちのすべての弁論が私の胸に突き刺さる内容でした。その中から、三好里奈さん(現在国際基督教大学1年生)と松浦佑美さん(現在松山盲学校高等部保健理療科2年生)に、全国大会に出場した際の弁論を本校ホームページに掲載することを依頼したところ、快諾していただいたのでここに紹介します。
彼女たちが決して平坦な道のりではない日々を懸命に生きる中で、本気で考え、発信していることをどうかしっかり読み取ってください。それによって、私がこれまで皆さんに伝えてきたことを真に理解してもらえるものと確信しています。
平成27年度 全国盲学校弁論大会浜松大会 優秀賞 「大切」 松山盲学校中学部2年 三好里奈 (『全国盲学校弁論大会 第二集 五二話「生きるということ―伝えたい想いがここにある―」に掲載』 こちらをクリック
平成29年度 全国盲学校弁論大会広島大会 優秀賞 「伝えたいこと」 松山盲学校高等部普通科2年 松浦佑美 こちらをクリック