文化講演会

2022年12月9日 16時10分
学校生活

12月9日(金)午後、文化講演会を実施しました。

作家の喜多川泰先生にお越しいただき、「挑戦する勇気が未来を拓く」という演題で講演を行っていただきました。

喜多川先生は西条市で育ち、人間的成長を重視する学習塾を横浜市で設立して運営に携わりながら、生徒の能力を最大限に発揮する方法を求めて自己啓発の研究を続け、執筆・講演活動を行っておられます。

価値観が変わるような人生の教訓をお聞かせいただき、人生を楽しみながら未来を開拓する勇気を与えていただきました。

(講演の一部)

・夢や目標を実現することよりも、挑戦することが何よりも大事である。

・行動はいつも想像を超えた未来へ繋がる。

・身体を通じて情報が脳に伝わり、それをもとに脳は行動の命令を出す。

・行動を続ければ、やる気が生まれ、夢や目標の実現に繋がり、新たな夢や目標を見つけることができる。

・何が得られるかわからなくても、とにかく行動する。

・無知を敵視するのではなく、無知を武器に行動して、いろいろな経験をし、いろいろな世界を知る。

・日々訪れる新しいものに対しての態度が開いていることが「知性」である。

・川の向こう岸に行くには、手っ取り早く必要最小限の橋を架けようとするのではなく、結局使わず無駄になるかもしれない部分を持った橋を架けなければいけない。

・「どんな人になりたいのか」という方向性を持ち、常に自問することが大切である。

・「気前のよさ」とはお金がかからないことに関して、目先の利害を超越して身体を動かすことができることである。気前よく生きてほしい。

・失敗を恐れて安全に過ごそうとするのではなく、身体でできることをどんどんやり、命を使い切ることが、命を大切にするということである。

 

講演終了後、吉田利夏生徒会長が生徒を代表して謝辞を述べました。

「新しいものに出会うために、無知を武器に行動して、たくさんの挑戦をしていきたいという気持ちになりました。」

講演後には、喜多川先生の書籍を読んでの感想文で今年度の校内読書感想文コンクールで特選に選ばれた1年生の白石桃菜さんと交流の機会も設けました。