司会は放送部員が務めました。
オープニングセレモニーとして吹奏楽部が演奏を披露しました。
2年生の4~6名で構成された11グループが、SDGsを意識して選んで設定したそれぞれの研究テーマについて、目的・方法・結果・考察・結論・今後の課題等の発表を各5分で行いました。各発表の後には3分間の質疑応答の時間が設けられ、生徒から積極的に質問がなされました。
審査員として川之江先輩塾の吉田広先生(愛媛大学)、高畠麻子先生(高畠華宵大正ロマン館)、石川克晴先生(江南ラミネート株式会社)にお越しいただき、川﨑PTA会長、松木校長、眞田教頭、真鍋教頭、越智1年学年主任、河江教諭らとともに審査を行っていただきました。
1・2年生の一般生徒、教職員に加えて、学校評議員、学校関係者評価委員、中学校関係者、保護者の方々にも参観していただきました。
生徒は各発表についてコメントシートに感想等を記入しました。
2年生の発表の後は、1年生の8グループが、普段疑問に思っていること、関心のあることについてそれぞれが設定したテーマについての探究の内容を発表しました。
その後、3月25日(月)に徳島県で開催される第4回四国高校生探究活動発表会に参加する2つのグループが、練習もかねて、発表を行いました。
閉会式では審査委員長の吉田先生に探究の進め方、発表の仕方等についての審査講評をしていただきました。特に「エビデンス(具体的証拠・根拠、生の資料)」を積み重ねることによって、論理の飛躍なく、結論を引き出すことの重要性を強調していただきました。
2年生の発表グループの中で特に優秀だった3つのグループに最優秀賞と優秀賞が贈られました。
最優秀賞
「セルロースナノファイバーを使ったモノづくり」(白石、合田、秦泉寺、栗本、中山、船場)
優秀賞
「いっぱい食べる君が好き」(脇、津留、旭、西村、山上、山川)
優秀賞
「すべての人に健康と福祉を」(高岡、長野、松本、加藤、藤井)
発表した生徒にとっては研究を深められるとともに、よりわかりやすく発表をする貴重な経験となりました。
また発表を視聴した生徒にとっても、いろいろな社会課題・地域課題について視野を広げる貴重な時間となりました。
この発表会は三菱みらい育成財団の御支援を受けて実施しました。
本校は三菱みらい育成財団に助成していただき、「“Catch The Dream” ~夢へとつながる探究的な学び~」というプログラムに取り組んでいます。