6月18日(木)に、人権・同和教育ホームルーム活動の焦点授業が行われました。
各学年1クラスでの授業を学年団の教員が参観し、授業後に研究協議を行いました。
どの学年も人権・同和問題の解決に向けて、生徒が真剣に取り組めていました。
3年生(306HR)は「確かな進路保証のために」という主題で、特に面接試験での差別につながる質問への対応やその解消に向けての取り組みについて学習しました。
模擬面接や資料を通して、一人一人の生徒が真剣に考え、自分の言葉で自分の考えを表現していました。
本人の能力や適性とは無関係の不適切な質問かどうか判断する力を身につけ、自信を持って対応することにより、すべての人の人権が尊重される社会をつくろうという意欲が高まりました。





2年生は、人権獲得の歴史①-部落差別の起こりと渋染め一揆ーというテーマで学習しました。



1年生は、自分の周りに目を向けようー排除から共生へーというテーマでハンセン病を教材に学習しました。



家庭クラブでは、毎年5月に家庭クラブ週間を設け、各校で企画した活動を行い、全国連盟に報告しています。今年は新型コロナウイルスの影響により、5月の実施はできませんでしたので、6月16日に延期しました。市が行っている花の種銀行「フラワーバンク」に参加し、2年家庭クラブ委員が市から借りた「百日草、ミニひまわり、けいとう」の種を蒔きました。プランターは第1教棟1階西トイレ前に設置しました。初めての活動なので、上手く花が咲いてくれるか不安ですが、家庭クラブ委員が継続して管理をしていきます。






6月16日(火)に、1年生の進路指導が体育館で行われました。
「アンテナと骨」という演題で、門田進路課長が講話を行いました。

(講話の一部)
・自分の中に「アンテナ」があることにより、つながりや新しい発見がもたらされる。
・人間は、実は今しか生きられないが、より良い明日のために「学ぶ」ことが必要である。
・学べ!シンプルなよろこびのために
・新しいことを知り、経験することにより、自分自身が成長していることを実感できる。
・シンプルなよろこびがたくさん積み重なれば、それが自分の「骨」になる。
・学ぶことは、大人になるための準備である。
・豊かな感受性があれば、それが「アンテナ」となってつながりに気づくことができる。
・レイチェル・カーソン「Sense of Wonder」
・「アンテナ」は「骨」を作る。感受性は幸せを育てる。
・学べ!シンプルなよろこびのために
15日、ネッツトヨタ瀬戸内株式会社めんどり店の担当者様が来校され、新型コロナウィルス感染症拡大防止の取組の一環として本校野球部後援会のバスを消毒してくださいました。
きれいになったバスで、選手たちが球場向かう姿が待ち遠しいです。
ネッツトヨタ瀬戸内株式会社めんどり店様ありがとうございました。



校外活動
明日(12日)10:00~11:30に、文部科学省HPサイトにて「学びの保障オンラインフォーラム」が開催されます。
効果的な学習保障のための学習指導の考え方や、国全体の学習保障に必要な人的・物的支援について、学校に加え、広く保護者や地域の方に周知する目的で開催されます。
詳細は02_【写】「学びの保障オンラインフォーラム」について.pdfを御覧ください。
6月9日(火)の総合的な学習の時間に、3年生は進路希望別に分かれて、進路ガイダンスを受けました。
大学・短大・専門学校進学希望者については、門田進路課長が説明を行いました。

医療・看護系進学希望者については、四国中央病院より平口様と高橋様に来校いただき、説明を行っていただきました。

また就職希望者については、ハローワーク四国中央より講師の方に来校いただき、説明を行っていただきました。

進路について、説明をしっかり聞くとともに、主体的に自分から調べ、よく考えた上で目標を確定させ、その実現に向かって努力を積み重ねていきましょう。
連絡事項
梅雨入りし、気温や湿度の高い日が続いています。感染症予防を行いながら、熱中症の予防にもこれまで以上に注意が必要な時期です。「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントの一つとして、「屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合は、マスクを外す」ことが推奨されています。
登下校時に屋外で十分な距離が確保できる場合は、マスクの着用は不要です。着用するときは、こまめな水分補給や休憩など、体調管理に十分注意しましょう。なお、公共交通機関の中では、引き続きマスクの着用を徹底してください。
以上の内容を本日のSHRで全校生徒に連絡しています。御家庭でも、感染症予防と熱中症予防のため、お子様の健康管理に一層の御協力をお願いいたします。
学校生活
先日、砥部町にある坂村真民記念館を訪ねると、西澤館長さんが入口正面に展示している坂村真民さんの詩『必然』を紹介してくださいました。
この詩は、坂村真民さんが毎暁重信川の河原で、石鎚連峰から昇ってくる朝日を拝んでいた体験から作られたそうです。


『必然』(坂村真民)
夜は必ず明け 光は必ず射してくる
念ずれは必ず 花は咲き
道は必ず 開いてくる
この必然の祈りに 生きよう
【西澤館長さんによると】
必然とは、「必ずそうなると決まっていること」です。夜は必ず明け、朝の光は必ず射してくるというのは、この宇宙の必然の原理なのです。コロナウィルス感染症が世界で猛威を振るい、世界で530万人が感染し、34万人を超える人が亡くないっているこの現状を見ると、多くの人が不安と恐怖の中で、毎日生きていると思います。まだまだ先は見えず、いつこの不安が解消されるのか、だれも答えてくれません。しかし、夜は必ず明けるのです。光は必ず射してくるのです。念ずれば必ず花は咲き、道は必ず開いてくるのです。坂村真民の祈りの詩でもある、この詩を読むと、大きな力が湧いてくる思いがします。
「この必然の祈りに生きよう」とは、「夜は必ず明け、光は必ず射してくる」と信じて生きてゆこうという、真民のメッセージなのです。
西澤館長さん、素敵なメッセージありがとうございました。坂村真民さんの言葉に力をいただき、元気づけられました。