部活動
12月17日(土)・18日(日)、空手道の全国高校選抜大会四国予選が高知県で開催され、本校からは女子団体組手3人制及び女子個人組手に出場しました。
団体組手は徳島県の小松島西高校と対戦し、1-2で敗れ、2回戦に進出することはできませんでした。
個人組手では59キロ超級に出場した白田さんが1回戦で勝利して準決勝に進出しました。決勝進出はなりませんでしたが、3位に輝きました。また片山さんが48キロ級、石川さんが53キロ級、角川さんが59キロ級の準々決勝で敗退しました。
学校生活
12月19日(月)、愛媛県人権問題研修講師の宮内則人先生に来校いただき、「人間っていいな」という演題で人権・同和教育講演会を実施しました。
宮内先生は本校の卒業生で、市内の小学校・中学校や教育委員会等で勤務され、退職後も「一万人の一人芝居」座長や公民館長を務めながら人権・同和教育の推進に尽力されています。
本校に在学時は演劇部の部長として活躍され、本日の講演でも豊かな声量や劇的な言葉遣い、身振り、楽曲歌唱、音響効果等によって、心に響く印象的なパフォーマンスを視聴させていただきました。



(講演の内容の一部)
・かつて日本では丙午の女性に関する迷信から出生数が異常に減少する事象があったが、人の命はいつ生まれてもとても大切で尊いものである。
・特定の地域に対する不当な差別が日本の各地で行われていた時代があったが、人間はどこで生まれてもその命はとても尊い。
・人権・同和教育が進み状況は改善されてきているが、今でも複雑な思いと闘っている人々は存在しており、そのしんどさをみんなの力でなくさなければいけない。
・心が成長して行くにつれ、1人1人が違うことの素晴らしさが理解できるようになる。
・不合理な差別に関する問題を自分自身の問題として真剣に考えることにより、差別解消がさらに進んでいく。
・障がいや困難な状況を抱えて生まれてきた人も、人間として最高の生き方をしてほしい。いつか必ずすべてがプラスとなる。
・ひとりぼっちでつらい思いをする人を作らないことが具体的に同和問題を解決することにつながる。
・命は先祖から脈々と受け継がれてきた、たった一つのかけがえのないもので、とてもあたたかいものである。限りあるものであるからこそ今を大切にしてほしい。
・毎日いろいろな人と出会える喜びを積み重ねながら、二度とない人生を大切に生きてほしい。
・人間だけがより豊かで明るい未来を創ることができる。
・本気になって取り組めば、必ずより良い社会を実現できる。
講演終了後、人権委員会委員長の寺尾桜さんがお礼の言葉を述べました。

「自分が生まれてきたことのありがたみを改めて感じることが出来ました。」
「ここにいるみんなの心の中に刻まれるものがありました。」
部活動
12月11日に行われた弓道の県高校新人大会東予地区予選において、女子団体が3位(17中/40射)、男子団体が6位(13中/40射)となり、県大会への出場権を獲得しました。
学校生活
12月14日(水)、生徒会主催によるパン販売の第4回が行われました。
「障がい者福祉サービス事業所 ステップbyすてっぷ」によって運営されており、施設の利用者の方々もパン製造に携わっておられる「ゆかいな仲間のパン屋さん ゆーみん」によるいろいろな種類のパンを、昼休みの間に販売していただきました。
寒風吹きすさぶ中、今日も多くの生徒が焼きたてのおいしいパンを購入し、施設の利用者の方々と交流することもできました。



「手作りクッキー」ゲット!
今日はパネルによって「ゆーみん」でのパン製造の様子(粉計量、仕込み、生地分割、丸め、成形、販売準備、天板掃除等)を紹介していただきました。

その一角に「ゆーみんクイズ」がありました。

(問題)利用者さんが出来なかったことを出来るようにした工夫はどんなことでしょう?
(ヒント)作業風景写真をよーーーく見てみよう!
作業風景写真の一つ

答え:手順書、自助具(自分を助ける道具)を活用する。
学校生活
12月13日(火)午後、防火防災退避訓練(兼シェイクアウトえひめ)を実施しました。
最初に緊急地震速報を放送で流し、生徒は机の下に隠れる安全確保行動を行いました。
(まず低く、頭を守り、動かない)

その後火災が発生したという想定で、火災発見、校内放送、初期消火、校庭への避難、人数確認等の避難訓練を実施しました。

避難タイム発表、講評の後、四国中央市消防団に消火訓練を指導していただき、各学年の代表生徒が消火器を使った消火活動を体験させていただきました。

12月12日(月)、日本新聞協会が第13回「いっしょに読もう!新聞コンクール」受賞校を発表しました。授業での新聞の積極的な活用が評価され、本校が「学校奨励賞」に選ばれました。受賞は10年連続です。12月13日(火)の愛媛新聞朝刊に掲載されています。 転載許可番号:d20221214-01 
12月13日(火)、2年生は愛媛県紙パルプ工業会主催の「工場見学」に参加させていただきました。市内の紙製造の会社9社を各HR2社ずつ訪問させていただきました。
(福助工業株式会社)

(株式会社トーヨ)

(三木特殊製紙株式会社)

(岡田電機株式会社)

(シンワ株式会社)

(服部製紙株式会社)

(大王製紙株式会社)

(株式会社マサノ)

(江南ラミネート株式会社)

普段、見ることができない工場の内部や機械が実際に稼働している様子を見学することができました。また、徹底した除菌や衛生管理がなされていることを体感することができました。各企業が未来に向けての紙開発に独自の取組をされていることを知ることができました。紙製品は私たちの日常生活に欠かすことができません。全国の人々によりよい製品を提供するするために製造、加工されている様子を見学することができ、あらためて四国中央市の紙産業に誇りを尊敬の気持ちを持つことができました。今日、学んだことを忘れず、地元の産業を盛り立てていける人材になれるようがんばりたいと思います。主催してくださった愛媛県紙パルプ工業会、御多用の中見学させてくださった企業の皆様、ありがとうございました。
校外活動
12月10日(土)、「若者世代の料理教室」が四国中央市保健センターで行われ、本校家庭クラブ員14名が参加しました。
食生活改善推進協議会の方々に教えていただきながら、「かぶと舞茸の和風ビーフストロガノフ、焼きパプリカのハニーマリネ、おからと野菜のポテサラ風、フルーツヨーグルト寒天ケーキ」を作りました。
感染症対策として、持ち帰って試食しました。
若い頃から正しい食生活を大切にし、これからも豊かなバランスのよい食事がとれるように、家でも調理を実践してみたいと思います。





学校生活
12月9日(金)午後、文化講演会を実施しました。
作家の喜多川泰先生にお越しいただき、「挑戦する勇気が未来を拓く」という演題で講演を行っていただきました。
喜多川先生は西条市で育ち、人間的成長を重視する学習塾を横浜市で設立して運営に携わりながら、生徒の能力を最大限に発揮する方法を求めて自己啓発の研究を続け、執筆・講演活動を行っておられます。
価値観が変わるような人生の教訓をお聞かせいただき、人生を楽しみながら未来を開拓する勇気を与えていただきました。




(講演の一部)
・夢や目標を実現することよりも、挑戦することが何よりも大事である。
・行動はいつも想像を超えた未来へ繋がる。
・身体を通じて情報が脳に伝わり、それをもとに脳は行動の命令を出す。
・行動を続ければ、やる気が生まれ、夢や目標の実現に繋がり、新たな夢や目標を見つけることができる。
・何が得られるかわからなくても、とにかく行動する。
・無知を敵視するのではなく、無知を武器に行動して、いろいろな経験をし、いろいろな世界を知る。
・日々訪れる新しいものに対しての態度が開いていることが「知性」である。
・川の向こう岸に行くには、手っ取り早く必要最小限の橋を架けようとするのではなく、結局使わず無駄になるかもしれない部分を持った橋を架けなければいけない。
・「どんな人になりたいのか」という方向性を持ち、常に自問することが大切である。
・「気前のよさ」とはお金がかからないことに関して、目先の利害を超越して身体を動かすことができることである。気前よく生きてほしい。
・失敗を恐れて安全に過ごそうとするのではなく、身体でできることをどんどんやり、命を使い切ることが、命を大切にするということである。
講演終了後、吉田利夏生徒会長が生徒を代表して謝辞を述べました。

「新しいものに出会うために、無知を武器に行動して、たくさんの挑戦をしていきたいという気持ちになりました。」
講演後には、喜多川先生の書籍を読んでの感想文で今年度の校内読書感想文コンクールで特選に選ばれた1年生の白石桃菜さんと交流の機会も設けました。
